デモは有効か？
政治家も官僚もどうしようもない状態なのが今の日本なわけですが、だからと言って「安倍やめろ」、「麻生やめろ」とか叫んで国会前でデモするのも、なんだかなーって思うわけです。
僕は一貫してアンチ安倍政権ですが、デモは色々な意味で逆効果かなと思っています。
デモで祭りみたいに騒いだって、結局選挙で自民党が圧勝し、彼らの思うようになってしまうのです。
何回選挙をやったって自民党が圧勝してしまうこの日本の空気・世論にうんざりしています。他党に投票した人もかなりの数がいるはずなのに、死に票が多い小選挙区制度なので、その声はうまく反映されません。
現体制は、選挙という正しい手段・正しい手続きに則って選び取られているわけです。国民は、変わらなくていい、今のままでいいという判断をしたのです。
我々は、自公に3分の2以上の議席を与えたのです。
安保法案時の経験を踏まえても、デモが効果的とは思えません。
若者は自民党支持
若者には自民党支持、安倍政権支持が多いようです。
彼らには、自民党は改革を推進し、野党はそれに対してギャーギャー反対しているだけ、と映るようです。
今冷静にこの状況を見ている若者たちには、残念ながら「ギャーギャー騒いでいる人 vs 安定感のある政権」と映ってしまうのです。デモがピックアップされると、「またあの人達はギャーギャー騒いでいるのか」と引いてしまうのです。
嘘を見抜く
「辞めろ」コールは一旦止めて、冷静にこの問題をきれいにしたいところです。
堂々と「知らんぷり」をする姿が、いかに「みっともない」かということも伝える必要があるでしょう。
都合の悪いことは「隠し」、「改ざんし」、「なかったコトにし」、平然と涼しい顔をしてる不誠実な大人たちが、どれだけ醜く、品のない人間なのかということを、我々は冷静な態度で評価する必要があると思うのです。
