今回の衆議院選挙で、選挙行っても意味ねーな、自分の一票なんて無意味だなって思った。
シニカルに冷めた口調で、「選挙なんて行ったって意味ないんですよ」、「政治に期待したって無駄なんですよ」と言いたくなった。
実際そういうことを言っている知識人もいるわけです。
そりゃまあ一歩引いた場所から冷笑的に見つめている賢い人たちにとって、永田町の政治家なんて馬鹿にしか見えないのでしょう。
分かるんですよ。そりゃ自分だってもう次は投票するのを止めようか、なんてことも思うわけで。
意味ね~って。くだらね~って。
ただまあそうは言っても30代の後半にもなると、ちょっとした社会的責任感みたいなものをほんの少し感じるわけで、めんどくさいなと思いながら雨の中、投票に行くわけです。
自分の一票では、何も変えられないのは分かっているんです。
翌日の新聞を見て、自分が入れた一票を総票数から引いてみたって、結果は何も変わりませんよ。
まあ要するに、一票に意味はあるんだけど結果には何の影響はない、みたいなことです。
だから意味ないじゃん、もう行かなくていいよって話にもなりそうなものですが、もう割り切って正月に初詣行くみたいな感じで行くことにしています。
選挙特番見てもまともな議論が少ないし、何とか劇場とか不倫問題がどうだこうだとか、ほとんどワイドショーだし、何とかならないものでしょうか。
1000兆円も国の借金があって、さらに毎年数十兆円借金が増えている国にしては、あまりに能天気です(もう麻痺しちゃってる)。
じゃ、どうすりゃいいのって話ではあるのですが、借金減らすしかなくて、支出を減らすしかないわけで、もう身も蓋もない話なのです。
現実は色々と問題があって、団塊の世代がいなくならないと次のステージには進めないんです。
団塊の世代がいなくなるまでの間の負債を最小限にしておくことが必要で、それが未来への投資になります(お金だけじゃなく)。
成長戦略じゃなく、支出を減らす方向へ、政府や役所の機能を減らしていく方向へ進むべきです。もっとコンパクトにすべきです。
国民は政府や役所に頼るのではなく、彼らの機能を最小限にしてでも、自力で生きていく力を身につけるべきなのです。そういう主張をしている政党があったら支持します。