文章の書き方とか伝え方とかのノウハウ本を読みすぎると、
文章を書けなくなるというジレンマがある。
本来、文章は内容(コンテンツ)を伝えるための手段であり、目的ではない。
ノウハウ本を読みすぎると文章を書くことが目的になってしまう。
事象をどう捉えるか、どう切り取るか、どの角度から見るかに価値があるはずなのに、
それをどう表現するかに拘りすぎるのは本末転倒だ。
だからと言って適当に書いて伝わるのか?
適当でも、ある程度は伝わる。
むしろ、丁寧に書いても誤解される。
TwitterのまとめサイトTwilogなどを見ていると、
散文的なつぶやきも、まとめることで意外と読めることに驚く(もちろん読みづらいが)。
どんなブログでもTwilogと比べれば読みやすいわけで、
ネット上の読者はある不足分を補完して読んでくれるはずだと甘い期待をして、
思ったことをつらつらと書けば良いのである。